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英字新聞のジャパンタイムズ(東京都)にランサムウェア攻撃、旧ファイルサーバーのデータ公開

項目内容
発生・公表日攻撃を確認: 2026年9月18日 / 第1報: 2026年10月2日 / 第2報: 2026年10月16日
対象組織・業界株式会社ジャパンタイムズ・株式会社ニューズ・ツー・ユーホールディングス(いずれも東京都千代田区) / 英字新聞「The Japan Times」の発行
対象システム2022年8月まで使っていた管理部門用のファイルサーバー
影響件数非公表(公開されたデータの内容と範囲は調査中)
攻撃手法ランサムウェアを用いたサイバー攻撃(侵入経路は非公表)
情報源ジャパンタイムズ 第2報(2026年10月16日) / 第1報(10月2日・PDF)

英字新聞のジャパンタイムズ(東京都)は2026年10月16日、グループのサーバーへの不正アクセスについて第2報を公表しました。ニューズ・ツー・ユーホールディングスとの連名で、情報漏えいの可能性を報告しています。

両社によると、グループが管理するサーバーが9月18日、ランサムウェアを用いた攻撃を受けました。10月15日には、攻撃者が窃取したと主張するデータが、外部のウェブサイトで公開されたのを確認しています。

対象は、グループが2022年8月まで使っていた管理部門用のファイルサーバーです。公開されたデータには、2001年から2022年8月までの人事関連情報と、取引先に関する情報が含まれる可能性があります。2022年8月以降のデータは、このサーバーにありません。

電子版「Japan Times Online」・購読者データベース・決済システムは、別のインフラで運用されています。第1報の時点で、これらへの影響は確認されていないとしています。侵入経路と、公開されたデータの件数は公表されていません。

  • 2026年9月18日: グループのサーバーがランサムウェア攻撃を受けたことを確認。対象サーバーを隔離
  • 2026年10月2日: ジャパンタイムズが第1報を公表
  • 2026年10月15日: 窃取したと主張するデータの公開を確認
  • 2026年10月16日: 両社が第2報を公表。個人情報保護委員会と警察に報告済み

両社は複数の外部専門機関と、公開されたデータの照合を進めています。情報が含まれると分かった取引先や関係者には、順次個別に連絡するとしています。

本件の侵入経路は公表されていないため、以下は使わなくなったサーバーに共通する対策です。本件の対象は、利用を終えてから約4年たったファイルサーバーでした。利用を終えたサーバーにデータが残ると、その分だけ攻撃で持ち出される情報が増えます。

サーバーの利用をやめるときは、保存義務のあるデータだけを別の保管先へ移し、残りは消去します。そのうえでサーバーをネットワークから外せば、事業に使っていない古い情報まで持ち出される事態を防げます。

ヤグラの視点 — 使い終えたサーバーも守る対象に入れる

Section titled “ヤグラの視点 — 使い終えたサーバーも守る対象に入れる”

本件では、電子版や購読者データベースは別のインフラにあり、影響は確認されていません。攻撃を受けたのは、日々の業務から外れた旧ファイルサーバーでした。稼働中のサービスは守る対象として意識されやすい一方、使い終えたサーバーは更新や監視の計画から抜けやすい存在です。

そこで、自社の機器の一覧に、利用を終えたがまだ残っているサーバーも載せておきます。残すと決めたものは、稼働中のサーバーと同じくアクセスの記録を集め、平常時と違う動きを見る対象に含めます。ファイルサーバーを含む各種ログを1か所に集めて異常を拾う仕組みは、その手段の一つです。(→ ヤグラ AI SOC)

  • 公開されたデータの内容と件数
  • 侵入経路と、攻撃を受けたグループ会社の名称
  • 取引先・関係者への個別連絡の進み具合
  • 同社グループを装う不審なメールの発生有無

判明次第、本記事に追記します。

日時内容
2026-10-23第一報を公開